「メジャースケールは弾けるけど全然ジャズにならない…」
「コードトーンは使えるけど全然ジャズにならない…」
もしあなたがそう感じているなら、是非「アプローチの法則」をマスターしてください。
メジャースケール+アプローチ、コードトーン+アプローチ、どちらでもOKです。アプローチ以外の部分はメジャースケールでもコードトーンでも何でもOK。アプローチの法則を使いこなすことができれば、一気にあなたのアドリブはジャズになります。
まずはターゲットノートへの
アプローチを極める
このコースでは、キーCの「2-5-1-6」のコード進行を題材に進めていきます。Dm7-G7-Cmaj7-A7のコード進行の各コードの3度の音をターゲットノートに設定します。
まずはターゲットノートを完璧に把握する練習をしてから、アプローチの手法を学びます。アプローチの種類は、「2音アプローチ」と「3音アプローチ」の2種類。
ターゲットノートに対して2つの音で着地、3つの音で着地する練習をします。3度をターゲットノートに設定しているので、3度に着地できるだけでコード感は出ます。あとは“如何にピッタリ着地できるか”がポイントになります。
アプローチで着地した後が大事
僕が考える「アプローチの法則」は、ターゲットノートに着地した後のフレージングまでをマスターできた所で完成します。
実はアプローチの部分は先ほどの2つのパターンができればほぼ問題ありません。大事なのは、「アプローチが終わった後をスムーズに繋げられるか」です。
1小節ごとにコードが移り変わっていく場合、ターゲットに着地した後の繋ぎ部分は、次のコードの3度へのアプローチフレーズの“始まり”にもなっているのです。
「アプローチの法則」でジャズを弾くには、アプローチ+繋ぎの部分をきちんとマスターしてください。